な行

中黒
「・」の事。校正時に「・」を明示的に示す時に「中黒」とか「ナカグロ」と書かれる事が多い。
流し込み
DTP作業で文字を入力するのではなく支給データから配置する時「流し込む」というように使われる。「自動組版」的な意味合いを含んで使われる事も多い。
中揃え
行の揃え方で、1 行ごとに中央に揃える事。
中付きルビ
ルビの付け方の1つで親文字に対して左右センターとなるようにルビをつける。
中綴じ
製本方法のひとつ。真ん中をホッチキスで止める。ページ数が多いと紙の厚みで中央ページがだんだん小さくなる。
中扉
本文内の章が変わる時につけられる扉。
中ぽつ
「・」中黒の事
なきわかれ
ひとかたまりであるベキ文字がわかれて段落やページが変わる事。2行の見出しが1行づつ分かれたりすると見にくいので次ページに送ったりする。また「欧文泣き別れ」も本来、欧文は単語の途中で改行することはないがホームページアドレスなど、長いがハイフネーションすると意味が違ってくる場合はわざと泣き別れにする場合もある。
波かっこ
{ }の事
波罫
波線の事。
並製本
無線綴じの事。冊子を作る際、本の背をのりでかため表紙を巻く製本方法。単行本等はこの製本方法。上製本になるとハードカバーで糸かがりの製本になる。
ニゴロ
256の事。1バイト=8bitで表現できるコンピュータ的には非常にキリのいい数字。色を256色に制限したりメモリも256MBだったり、よく出てくる言葉。
二重かぎ/二重かぎかっこ
『』の事
二重山がた/二重ギュメ
《》の事
ニス引き
印刷方式のひとつ。ニスを使ってピカピカさせる。本の表紙やカバーによくつかわれる。名刺にも部分的にピカピカさせるとおもしろい効果が出る。
入稿
原稿が入ってくる事。入ってくる日は入稿日。
入稿メディア
原稿を入れる時にデータ保存するメディア。フロッピー・MO・CD-R・DVD-R・UBメモリ等がある。最近はオンライン入稿やメールで入稿もよく使われるが、WORD原稿での入稿はまだまだフロッピーも現役。
入力解像度
原稿をスキャンする時の解像度の設定。
任意改行
Microsoft Wordの任意改行。一見普通の改行に見えるが、任意改行をしていても1行として扱われるため、行のスタイルを変えたら複数行すべて変更される。
抜き合わせ
トラッピングとは逆にすきまを目立たなくさせるために印刷範囲を広げるような事はせず、ピッタリの大きさで印刷する事。
抜き文字
白抜きとも言う。ベース色や写真に白色の文字を入れる。実際には紙色なので印刷するわけではない。これを抜き文字という。
塗り
文字や図形の色の事。塗りという。
塗り足し
印刷範囲ぎりぎりに図形を印刷する場合塗りたしが必要。たとえばA4サイズ全面に色をつけようとするとA4サイズで作って印刷すると断裁のズレで白が出る事になる。それを防ぐためにA4よりも3mm余分のサイズにベース色をつけておき印刷する事で、この白を防ぐことが出来る。
塗りと線
文字や図形の色の事。塗りという。文字や図形の輪郭線は線。2つともカラーパネルなどで設定できる。
ネガ印刷
ネガの状態で印刷する。例えば黒い紙にシルバーのインクでネガの印刷をすると、普通の印刷に見える。おもしろいテクニック。
熱転写プリンタ
インクリボンをつかって転写する印刷を熱転写プリンタという。最近は発売されていないがALPSのMD5500等はこの印刷方式。インクとは違って白や銀が刷れるのでパッケージデザインやプラモデルのデカールに人気があり、今でも中古品が高値で取引されている。
ネットワーク
パソコンやプリンタを接続するための総称。
念校
印刷で初校、再校、三校ときて最後にこれで印刷しますよ。という状態を念校という。昔はここまで来て訂正を入れるのは自分が仕事ができないと宣言しているも同然といわれていたが、現在は念校に訂正が入るのもあたりまえで、普通に念校や念念校などもある。
のせ
ベースの上にスミ文字を印刷する場合、ベースを全面に印刷しておき、その上からスミ文字を印刷する。その印刷方法をノセという。文字の部分のベース色を抜きあわせにすると、印刷で版ズレした場合白が見えるためである。
ノックアウト
トラッピングとは逆にすきまを目立たなくさせるために印刷範囲を広げるような事はせず、ピッタリの大きさで印刷する事。抜きあわせと同じ
のど
冊子の中央部分。ホッチキスや糸、のりなどで閉じられている部分をのどと言う。右ページなら左がのどになる。
のどあき
のどの部分のあきの事。本が大きく開かない製本方法の場合はのどの空きを大きくする。逆に中綴じ製本だとページを開いたとき平らな状態まで開くことが出来るため、のどのあきは少なくてかまわない。
ノンインパクトプリンタ
インパクトプリンタ以外と言う事。
ノンブル
本に印刷されているページ番号の事。
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